あゆみ舎の目指すもの

精神障害者に対する社会的偏見は、いまだ根強く、就職しても病気を隠し、周囲の目を気にしながら働いているのが現状です。  

そんな緊張の毎日では、無理をして調子を崩し、退職、再入院に追い込まれることもあります。

 

あゆみ舎での作業は、その方の希望に沿って、無理をせず、一歩一歩のあゆみから始めます。また、活動は、日々のミーティングを中心にメンバーとスタッフが共同で行います。

 

私たちは、心と体のゆとりをなくしてまで、作業効率や工賃向上を追い求めることはしません。

私たちが目指しているのは、人と人との出会いを大切にし、集うこと、働くことの喜びを実感できる場を作ることです。

 

<<あゆみ舎の沿革>>

あゆみ舎は、2004115日に旧ウエノ診療所の建物を改築し、総合福祉センターの1Fにオープンしました。

 

20096月、総合福祉センター隣の総合福祉施設いずみの里1Fに移転。

2011年12月、それまでの精神障害者小規模通所授産施設から障害者自立支援法に基づく就労継続支援B型へ移行しました。2015年4月現在、約30名のメンバーが働いています。

2004年1月15日

あゆみ舎開設

カル・ルン販売開始

2006年11月

あゆみ舎農園開設(松ヶ崎)

農作業開始

2009年6月9日 いずみの里1Fに移転
2010年2月 木工作業開始
    4月 清掃業務開始
    6月 調理作業開始
    11月

陶芸作業開始

新ホームページ開設

2017年12月 カル・ルン販売終了

あゆみ舎の仕事

あゆみ舎では、利用者一人一人のニーズに合わせた作業が提供されるように努力しています。その方の希望にそって、マイペースに、一歩一歩進んでいけるそのような場を目指しています。

 

具体的な作業としましては、

木工・陶芸・手芸・清掃作業や、販売会での接客業務、コーヒー販売などを行っております。また今ご覧になっているHPの更新も利用者の手で行っております。


利用者の方々の作業はスタッフが基本的にスタッフが指定することはありません。朝と昼のミーティングの際に、どう過ごしたいか、を利用者から言ってもらいスタッフが応援する形になっています。


詳しくはそれぞれの製品紹介ページをご覧いただければ、普段の作業の様子や、新製品についても掲載されております。是非ご覧ください。

あゆみ舎の一日の流れ


10:00~   朝のミーティング   午前中の作業を決めます

10:15~   午前中の作業     

11:30~   昼休み

13:00~   昼のミーティング   午後の作業を決めます

13:15~   午後の作業      適宜休憩を取りながらの作業です

16:00    あゆみ舎終了